黒ウコン(学名:Kaempferia parviflora)はショウガ科バンウコン属の植物で、原産国はタイとラオスです。現地では古来より日常的に摂取されている伝統生薬であり、特徴成分はポリメトキシフラボノイドです。効能としては、抗酸化作用、血管拡張作用、抗アレルギー作用があり、民間薬として滋養強壮、精力増進、体力回復、循環器系の改善、消化器系の改善などに用いられています。

機能性表示食品制度とは
「国民の健康寿命が延伸する社会」を目指す国をあげた予防・健康管理への取組みの一環として2015年4月より「機能性表示食品」制度が始まりました。この制度は健康にどのような効果があるかを消費者にわかりやすい形で食品に表示することを可能とするものです。機能性表示食品として認められるためには、必要な成分の機能性に関する文献を精査し、効果があるといえる成分が有効量入っていることが求められ「食品の機能を表示するに足る科学的根拠」を消費者庁に届出なければなりません。
常磐植物化学研究所の機能性表示食品制度対応素材には、
ベネトロン®/VENETRON®(睡眠改善)、
ビルベロン/BILBERON®(アイケア)、
ギンコロン/GINKGOLON(脳機能改善)があります。
黒ウコンはポリメトキシフラボノイドを豊富に含んでいます。当社のSIRTMAX®には、黒ウコンに含まれるポリメトキシフラボノイド(KPMF:PolyMethoxyFlavonoid from Kaempferia parviflora)のうち、KPMF-2、3、5、8、10の5種が合計15%以上含有されています。

リンク先は、原料として使用する植物に関する研究報告などの情報を紹介したページになります。
掲載している内容は、特定の製品の効果効能を表現したものではありません。
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SIRTMAX®は、一般社団法人 日本健康食品規格協会(JIHFS)による「健康食品原材料GMP」認証の元に製造され、商標登録、及び、国際特許出願済です。
JIHFS健康食品GMPは、厚生労働省の健康食品GMPガイドラインを遵守しています。
※ GMPとは、Good Manufacturing Practiceの略。
規格
活性成分である5種類のポリメトキシフラボノイド(KPMF)の合計値≧15%
推奨量
60~100mg/日
有効性
ヒト試験 | 糖代謝改善、脂質代謝改善、体重増加抑制、腹囲増加抑制、血糖値が高めの方に対し、糖化産物(AGEs)および血管年齢の低下 |
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動物試験 | インスリン抵抗性改善、内臓脂肪増加抑制、体重増加抑制 |
安全性
急毒試験(マウス、雌雄両性):LD502000mg/kg
復帰突然変異試験(Ames試験):陰性
ヒト試験において7週間摂取で安全性を確認(100mg/日)
安定性
常温2年間安定
40℃、湿度75%中に6ヶ月間保管しても、活性成分98%以上が残存
多様な製品形態
水溶性タイプを新たに開発し、タブレット、カプセルのほか、ドリンクも対応可能。
※規格:ポリメトキシフラボノイド5%以上含有
参考文献
- a) Natural Product Communications, 9, 1291-1294. (2014)
- b) Horikawa T, et al., Biol Pharm Bull. 35, (5):686-92. (2012)
- c) Akase T, et al., J Nat Med. 65, 73-80. (2011)
- d) Simada T, et al., Fitoterapia. 82, 1272-8. (2011)